お勉強
冬は動物病院が比較的暇な季節
獣医の学会や勉強会というのは、そんな時期を狙って
秋、冬に多く開催されます。
開業してからというもの、
申し込んでは急患が入り、
申し込んでは寝坊し、
ろくにお勉強もできなかったのですが、
今年の僕は違う!
頼りになる久野先生という経験豊富な獣医をゲッツしたことはとても大きく、
将棋で言えば金を、
マリオで言えばヨッシーを、
水戸黄門で言えば助さんを仲間にしたような
まぁつまり、安心して留守を任せれるようになったわけで。
まぁ
「この日学会行きたいから頼むね」と言った時の
苦虫を噛み潰したような彼のお顔は見なかったことにするのが一苦労ですが。
お勉強が好きなわけでは、全く、全然、断じてないのですが、
仕事がら、
「間違ったことをしていたらどうしよう」
という不安は常にあり、
日進月歩の獣医療に、遅れをとらないためにどうしても必要なことだと思います。
ただ、
患者さんやスタッフだけでなく、
僕の家族にも迷惑はかかるわけで。。。
嫁は元々動物看護士ですから、ある程度の理解はしてくれますが、
「今度の日曜日はお父さん遊んでくれる?」
と、お風呂で聞いてくる長男に、
『ごめんね お父さん勉強会なんだ』
と伝えるのは、本当に申し訳ない気分になります。
「えーーーーー! 嫌だ! 行かないで!」
胸に刺さりますよ そりゃ。
でもこれも社会勉強。
分かるかい?
父が勉強しなければ、君は路頭に迷うかもしれないんだよ。
分かる。大好きなお父さんが遊んでくれないのは嫌だよね。
でも、、、
『でもさー お父さんが勉強しないと仕事できなくなっちゃうし、
お仕事しないと、けんすけのお菓子とかおもちゃとか買ってあげられなくなっちゃうんだよ』
「お父さん!
ぜったいにべんきょうかいに行ってね!
けんすけは大丈夫だから。」
ですよね。